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備蓄品(食料・飲料編)

備蓄という通り蓄えて備える物なのですが、食べ物や飲み物、現代社会ではなくてはならないスマホなどの電源やこの寒い時期から必要になる灯油などの燃料等さまざまな備蓄があります。

 そして防災用にと意気込んで備蓄をしてしまうと、せっかく買ったのに賞味期限切れなどで無駄になってしまうというよくある失敗をしてしまいます。

 ではどのように備蓄をしていけばよいかというと、通常の生活に取り入れながら備蓄も兼ねるという方法が一番よいかと思います。

 私がやっているのは、長期保存できる飲食料品を今日は疲れているから手作り料理ではなく備蓄品で過ごしたり、最近電気料金が高いから太陽光で充電した電気で過ごしたり、月に一回の防災訓練を兼ねて電気や水道が止まってしまった等の設定で一日過ごしてみたりというものです。

 最近の防災食品は長期保存ができて美味しく簡単に作れますが、防災訓練をやってみることで、万が一の時に慌てずに対応出来ますし、家族の味の好みなども事前に把握出来ます。

 実際の災害時に非常食の代表と言われるカンパンを子供がなかなか食べてくれないなど困ったということもあるそうです。

また赤ちゃんがいる家庭ではなかなか買い出しに行けず、家に残っていたわずかなおかずの備蓄品を家族で分け合っていたということもあるので、備蓄量は大きな災害が起きたときの為にも、『自主防災行動』で書いた様に飲食品の援助の遅延が生じた場合に備えて、飲食品の備蓄は最低でも家族の人数×1週間分の用意が必要です。

 

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